高野山の旅 (part3)



 まもなく、終点に着こうとするとき、不動坂という道を見つけました。

昔は、ここから高野山へ上ったといわれています。
 15時05分、終点の極楽橋(ごくらくばし)駅に到着しました。

降りる乗客は少なく、特急は、ガラガラだったです。
 隣のホームには、新型の普通列車が停まっていました。
 極楽橋駅のまわりは、すでに山に囲まれています。
 ここからは、電車ではなく、ケーブルカーで高野山へ上ることになります。
 ケーブルカーのホームは、このように急な階段になっております。
 ホームの端から見ると、このように急な上り坂になっていることが分かります。
 しばらくすると、ケーブルカーが到着しました。
 車内に入ると、ボックスシートや固定クロスシートなどの配列になっていました。
 ケーブルカーなので、このように段差ばかりで、乗降口の扉も5つありました。
 15時11分、定刻どおり発車しました。

ぐんぐんと上がっていきます。
 運転士は、乗務していますが、ボタンを一つ押しただけで、あとは、ずっと前を凝視していました。
 勾配表示です。 1000分の300以上の上り坂です。

1000mで300m上がるという計算となります。

最高の勾配は、1000分の500を超えていました!
 途中の中間点では、行き違いが出来るようになっており、反対のケーブルカーとすれ違いました。
 しばらく進むと駅が見えてきました。
 終点の高野山(こうやさん)駅に到着しました。
 このように急な階段を上って、改札口へと向かいます。
 こちらは、高野山の駅舎です。

古い駅舎みたいな感じで、レトロ感があります。
 ここからは、バスで向かうことにします。

ちょうど、ケーブルカーに接続するようにバスも発着します。
 バス専用道路を通って、高野山の中心地へと入っていきます。
 バスで下車して、今宵の宿である宿坊へ行くことにしました。

この日は、龍泉院というお寺に宿泊することにしました。
 こちらが門です。 立派な門構えです。
 ドンドン進んでいくと、正門が見えてきました。
 そして、お寺に入ると、大きな家が建っていました。

入口には、誰もいないため、呼び鈴を鳴らすと、数人のお坊さんが出迎えてくれました。

お寺ですので、スタッフは、すべてお坊さんです。
 チェックイン後、早速部屋に通されて、まずはお茶とお饅頭を持ってきてくれました。


 部屋の窓を開けると、このように立派な庭園が見えます。
 周りには、騒がしいものなどが無く、このような庭園ばかりになっているので、すごく落ち着いて過ごすことができます。
 荷物だけ置いて、早速、近くを散策することにします。
 まずは、高野山の総本山へ行くことにしました。

徒歩数分の距離です。




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